全員が諦めていたし受け入れてすらいた。男は顔を食べられていた。女は我を失っており男の顔を食いちぎる。男は女の肩を軽く抱きつつ黙って食いちぎられている。ある日薄暗い洋館の食卓でもう殆ど頭のない男と女が対面して座っている。男は首から上が殆ど無くグロテスクだがヒューヒューと呼吸をしており生きている。灰色の鉄の扉を開けて男女が入ってきて「次の場所へ移動するぞ。」と言い女を連れて行く。「見付かる事は出来ない、隠し通すのだ。」「…二人のために」顔を食いちぎられた男は諦めた様子でそれを"見ていた"。
・・・と言う夢を見た。
・・・と言う夢を見た。
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