学校全体が幽霊だった。助けを求めて教師が外に出ると二度目は入れない。中に入ると、入学式を派手に執り行っている。まるでオペラ劇場のような多重に客席を備える荘厳な会場だ。壁や柱の石材は碧く冷たい。数百人の生徒達が居るだろうか、しかもネット中継もしているようだ。転落防止なのか客席に鉄柵があるが絵的に邪魔である。皆がシャンパンで乾杯をするがその実錆び水である。「害はない。」と白装束を着た髪の長い狐のような女は言った。俺はただ、所々崩れたコンクリート剥き出しの中くらいの建物の片隅で茶碗に入った錆で赤茶けた水を見つめていた。
…と言う夢を見た。
失念:(完璧な事件。パーティー。海保。リーダー。お菓子。燃やす。パン一ですーぱーに。)
…と言う夢を見た。
失念:(完璧な事件。パーティー。海保。リーダー。お菓子。燃やす。パン一ですーぱーに。)
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